現地支援状況(第一期)
Relief Activities(Phase 1)

「ウクライナ難民緊急支援」は、現在、キリスト教宣教団体カイロスを通じてルーマニア国内のウクライナ国境付近の町スチャバ(Suceava)を拠点に支援活動を行っております。現地での支援状況をご報告いたします。

ロシアによる侵攻が始まってから、現地では毎日昼夜を問わず支援ニーズが生まれております。支援協力先であるカイロスのスタッフはボランティアを含め熱心に避難してきている人々に寄り添った支援を続けています。

ウクライナ難民を支援する会では発起人を含む関係者の総意として、報告はできるときに可能な範囲でお願いし、戦火を逃れてきた人々への支援活動を最大限優先して頂いております。支援状況のアップデートが頻繁には行えない場合もありますが、現地の状況をご理解頂ければ幸いです。


【第一期】 緊急支援活動報告(ルーマニア)

2022年3月25日更新

ウクライナからルーマニアに国境を渡って避難してくる人の数は前週に比べて減少傾向にありますが、女性やお年寄り、小さな子どもなど日々絶え間なく戦火から逃れ避難してきています。もともと身体的な障害や持病を持っていたり、精神的な疾患を患っている人も多くいます。このような医療的なニーズに対応すべくメディカルポイントの設置を行うなど、より多様化するニーズに対応するための支援活動を行っております。

(写真)ウクライナとの国境の町、ルーマニアのシレト(Siret) の様子。
    ウクライナ国境付近からスチャバ(Suceava)への移動手段のサポートも行っています。

 

2022年3月2日更新

2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻直後より、ウクライナとルーマニアの国境を越え、避難してきた難民の支援活動をスチャバ(Suceava)を拠点に開始しております。毎日、数百人のウクライナ難民が支援を求めミッションハウスに訪れています。

宿泊場所などシェルターの準備、提供を行うと共に、食糧や飲料に加え、生活必需品・衛生用品の提供を行っています。その他、移動手段や通信手段の確保など生活のさまざまな側面からの支援が始まっています。

(写真)現地支援団体、キリスト教宣教団体カイロスのシェルター(宿泊施設) 内の様子。
    日々増え続ける難民を受け入れています。